丁寧な対話と真摯な姿勢で、オーナー様の信頼を積み重ねていく。

I.H.
営業系総合職
経営学部 経営戦略学科卒
大学在学中、飲食店のアルバイトを4年間続ける中で、人とのコミュニケーションの楽しさを実感し、特に長期的な関係を築くことにやりがいを見出す。 東急線沿線で生まれ育った縁もあり、東急コミュニティーへの入社を決意した。現在はビル事業本部に所属し、オフィスビルから劇場まで多様な建物の管理に取り組んでいる。
2022年度入社
ビル営業コンサルタント
文系
新卒で入社し、4年目を迎えたI.H.さん。入社1年目から48階建てのビルの管理に携わり、現在では9棟の巡回管理を任されるまでに成長した。オーナー様との信頼関係を一歩ずつ築き上げ、建物をより良い状態にしていくことにやりがいを感じている。今年からは新卒社員のOJTも担当し、後輩指導にも力を注いでいる。
01 現在の仕事内容を教えてください
建物の巡回管理を担当していて、東京都と神奈川県で9棟を受け持っています。オフィスビルをはじめ商業ビル、ホテル、劇場など、それぞれ異なる特性を持つ建物が私の担当です。設備技術コンサルタントとペアを組んで対応するため、情報共有をしっかりと行い、お互いの専門性をいかしながら業務に取り組んでいます。
建物全体の管理をお任せいただいているので、オーナー様との月次定例会議だけでなく、協力会社が工事を実施する際の立ち合いも重要な役割の一つです。また、事務所での様々な資料作成も大切な業務のため、現地での対応とあわせて、効率よく進められるよう時間配分に気を配り、オーナー様のご要望に素早く応えられるよう心がけています。

02 現在の仕事のやりがいや魅力、難しさを教えてください
やりがいを感じるのは、オーナー様との交渉が実を結んだ瞬間です。建物の管理において工事や契約内容の変更をご提案する際、オーナー様にとっては費用の負担が発生するため、すぐに承諾いただけるわけではありません。しかし、丁寧な説明と根気強い交渉を通じて、最終的にご納得いただけた時は大きな達成感があります。さらに、その結果として建物がより良い状態になるため、二重のやりがいを感じています。
一方で、この仕事で難しいと感じるのは、担当する建物の用途が多岐にわたることです。それぞれ違う特徴を持っているので、建物ごとに対応を考える必要があります。また、法律で定められている基準などもあるので、日々の勉強が欠かせません。覚えることは多いですが、一度身につけた知識は他の建物で使えることもあるので、成長を実感しながら取り組んでいます。

03 入社前と入社後のギャップを教えてください
入社する前は、マンションもビルも管理する会社だということは知っていましたが、実際にどのような仕事をするのかはあまり具体的にイメージできていませんでした。最初に配属されたビル事業本部は企業のお客様とのお取引が中心で、1年目から48階建てのビルの管理に携わりました。扱う金額の大きさには驚きましたが、同時に「こんなにも責任のある仕事を任せてもらえるんだ」という嬉しさを感じたことを覚えています。
様々なお客様と接する機会をいただき、大きな責任を伴う業務に挑戦させてもらったおかげで、自分でも驚くほど幅広い経験を積むことができました。今振り返ると、最初はイメージが曖昧だったからこそ、先入観を持たずに多くのことを学べたと思っています。

04 入社してから一番印象に残っていることを教えてください
物件の管理を始めて間もない頃に経験した、ある個人オーナー様との契約改定の交渉が印象深いです。物価高騰の影響で、契約金額の増額をお願いしなければならない状況になったのですが、まだ十分な信頼関係を築けていない中で交渉することになったので、大きなプレッシャーを感じていました。また、そのオーナー様は厳格な方だったので、資料の内容やアプローチ方法について時間をかけて慎重に検討し、その後、約3か月間という長期にわたって、経緯の説明から改定内容の詳細まで、丁寧にお話を重ねていきました。
その結果、オーナー様にご納得いただけた際には、自分の熱意が伝わったと実感しました。今でも大切な思い出となっています。

1日のスケジュール
- 09:00 出社、メールチェック。
- 10:00 見積書や月間報告書の作成。
- 12:30 昼休憩。ランチを楽しんだ後、担当物件へ移動。
- 14:00 現地で定例会。オーナー様をはじめとした関係者に対して点検結果の報告や不具合箇所の修繕提案を行う。
- 16:00 定例会で承認いただいた修繕案件の受発注処理。
- 17:00 オーナー様や協力会社、社内の設備技術コンサルタントと工事の調整。
- 18:00 退勤。
〜未来価値を創る、私のビジョン〜

掲載内容、所属、役職はインタビュー当時の情報です。