技術職(設備技術コンサルタント・建築技術コンサルタント)の紹介
仕事の役割と業務内容
管理業の枠を超えた社会課題の
解決に
技術力をもって挑戦し
持続的に成長していく
管理会社ならではの技術力を最大限に活かし、顧客目線に立った革新的なサービスで、環境やエネルギー課題の解決と安心・安全・快適な空間づくりを提案いたします。パートナー(協力会社)と協働し、レジリエンスやサステナビリティの追求等、新たな事業を創造することで持続的な成長を目指しています。
日常点検
建物設備を正常に稼働させ、安心で快適な環境を守るために定期的な点検を行います。
電気・空調・消防など各種設備の稼働状況や異常の有無をデータで記録・管理し、設備の劣化やトラブルを未然に防止します。
日常の点検結果や修繕履歴を社内独自のシステムで一元管理して最適な提案に繋げています。
- 建物管理基幹システム「BeSS」(管理実績データ蓄積)
- EMドック(建物総合診断)
- 管理ロイド(検診値や不具合履歴のデータ蓄積)
設備維持・向上提案
日常の点検結果や過去の修繕履歴をもとに、建物の状況にあわせて設備の更新や導入提案を行います。
また、建物の現在だけではなく未来を見据えて、長期的にどのタイミングで設備更新・改修工事をおこなうべきかの計画を策定します。
- BIMーFMの活用(建物情報の蓄積・建物の維持管理にかかるコストの測定)
緊急対応
設備の故障や災害などの緊急時に、現地で設備の不具合状況を確認します。
応急措置とともに、日頃建物を点検しているからこそ分かる変化や原因を捉え、機器メーカーなど専門業者と連携して迅速な修理・復旧を目指します。
- 協力会社との連携による設備異常警報の遠隔監視
ソリューション提案
社会情勢やお客様のニーズを捉えて、省エネルギーや環境配慮型設備の導入、防災対策の強化などさまざまな面から新規サービスや技術導入の提案を行います。
社内にDX推進の専門部署があり、清掃・警備ロボット導入や高効率な管理体制作りなど、デジタル社会に対応した、より質の高い管理運営サービスを実現しています。
- DX推進部門による技術開発
- 研修センターNOTIAにおける実証実験
改修設計
建物の資産価値向上を目指し、詳細診断とその結果に基づいて改修工事の対象範囲・仕様を検討し、的確な見積を作成します。
- DX技術を活用した設計、見積の作成(建物情報のプラットフォーム化・360度カメラ)
工事提案
予防保全の観点を踏まえ、建物診断報告書や長期修繕計画書をもとに、顧客ニーズに沿った最適な改修工事や資産価値向上につながる付加価値工事を提案し、専門的な視点からコンサルティングを行います。
- 長寿命化工事や長期保証商品である『CHOICE』の提案
- レジリエンスと環境を合わせた提案
工事管理
顧客の期待に沿った施工が確実に行われるように工事全体を管理します。
居住者の生活に配慮しながら、協力会社と連携し、安心・安全な環境で工事を進め、完了後はアフター点検まで担います。
- 遠隔監視システムによる安全管理
- 工事用電子掲示板を用いた現場情報管理
- 土日休工体制の構築
建物診断・長期修繕計画作成
定期的な建物診断により建物の状態を把握し、調査結果をもとに修繕の必要性や優先順位を併せて報告します。
建物診断結果も加味し、ライフタイムマネジメントの観点から、個々の建物に合わせた長期修繕計画を作成します。
- 自社パイロットによるドローンを活用した建物診断
- 3Dモデルを用いた正確な数量積算の実現
先進的な取り組みと社会貢献
東急コミュニティーでは、業界のリーティングカンパニーである総合不動産管理会社として、先進的な取り組みを行なっております。一般的には守りのイメージとして想起される不動産管理業ですが、こうした攻めの取り組みが社会貢献として評価されています。
環境不動産に向けての
先進的なサービス(EMドック)
EMドックとは、Enchanted in 1 Minute(1分で魅了する)をコンセプトとして、オフィスビルにおいて通常の建物・設備点検では行われない分析調査をおこなう建物総合診断です。1枚のシートで分かりやすく調査結果をまとめ、弊社独自の分析により建物の環境認証(BELS・ZEB)の★レベルを判定・向上に向けた適切な支援を行います。
建物を人間ドックのように診断し、結果を建物健康率として可視化する業界初のサービスです。
自治体と連携した
災害対応力強化への取り組み
災害発生時の住家被害認定調査を迅速かつ的確に行うため、渋谷区等の自治体との合同訓練や共同研究に積極的に取り組んでいます。
調査の効率化・精度向上を目的としてドローンによる建物被害状況の把握を推進しており、自社内にも技能認定校を設け、ドローンパイロットの育成にも注力しています。
管理会社として蓄積した建物点検の知識と最先端技術を融合させ、災害発生時に被災者が速やかに公的支援を受けられる体制の構築を通じて、社会への貢献を目指しています。
「TCBI」はTokyu Community Building Inspection(建物調査)」の頭文字です。
やりがい・求めるスキル・働き方
管理会社ならではの技術力を最大限に活かし、社会課題の解決や資産価値向上に積極的に取り組むことで、建物や地域に新しい価値を生み出せるやりがいのある仕事です。
顧客目線で課題を捉え、柔軟な発想力やチャレンジ精神を持って、新たな商品やサービスの提案・実現に挑戦していただきます。
資格取得や業務経験を通じて自身の成長を実感できる環境で、多様なプロジェクトに関わり、独自性を発揮しながら持続的な事業成長と自分らしい働き方を追求することができます。
- 積極的に学び成長する姿勢や対話力がある方を歓迎します。
入社後、技術力を磨きながらプロフェッショナルへ成長できます! - アドバイザーとして、建物や地域に新しい価値を創出!
- 自分のアイデアが建物の未来を変え、やりがいを実感できます!
設備技術・建築技術コンサルタントのリアルな働き方を知る
キャリアパス
高い技術力と知識をもって、建物のトータルコンサルティングを行う設備管理のプロフェッショナルーー。
管理建物内の各種設備(電気・空調・給排水等)に関して、日常的な保守メンテナンスにとどまらず、未来へ向けて建物の価値や安全性を高めるための設備導入・修繕計画を提案しています。
ジョブローテーションにより複数部署で業務経験を積むことで、幅広い技術力・提案力が備わるキャリアパスとなっています。
技術力やナレッジを活かし、地域を豊かにできる何でも頼れるパートナーになる。
設計監理・改修工事コンサルティング・工事管理までを一貫して手がける管理会社ならではのライフタイムマネジメントの考え方に基づき、顧客目線に立った未来価値の提案を行っています。
ジョブローテーションにより複数の業務を経験することで、自己の適性の見極めと幅広い技術力が身につけられるキャリアパスとなっています。
未来への取り組み
東急コミュニティーは安心安全で快適なあたりまえの毎日を守りながら、さらに未来価値を追求する取り組みを通して社会課題に向き合っていきます。
建物管理の品質向上に向けた
DXの取り組みを推進
実証実験の場である当社の研修センター「NOTIA」にて、BIM-FM(3D建物情報モデルを維持管理に活用)やPLC(既設電力線を使った館内通信)プラットフォームの構築、点検自動化など高効率な維持管理に向けた取り組みをおこなっています。
また、ビル事業部内にDX推進の専門部署を設置し、「DX推進、現場業務効率化・高度化」に向けたサービスの提案・導入に向けて取り組んでおります。
GX推進による
持続可能で災害に強い
社会の実現に向けた取り組み
都市部でも効率的に再生可能エネルギーを活用できる太陽光発電や水素の生成・備蓄による電力供給等、さまざまな脱炭素関連商品を提案し、GX(Green Transformation)を推進しています。
一般的な建物の改修に加え、GXの観点を取り入れた改良・改修工事や非常時の電力確保、災害対応力の強化などにも取り組み、脱炭素化とレジリエンス強化という双方の観点から、未来志向の社会づくりに積極的に貢献してまいります。
RevivePlus:建物をRevive(よみがえらせる)だけでなく、住む人の様々な想いを形にする提案と、将来の資産価値をプラスにする提案をすること
レジリエンス:回復力や弾性(しなやかさ)