現場での積極的なコミュニケーションが、円滑な工事を実現する。

H.R.
建築系総合職
ライフデザイン学部人間環境デザイン学科卒
大学では主に意匠デザインを学んでいたが、就職活動で幅広く業界を見ていくうちに、建築の現場を知りたいという気持ちが芽生える。今ある建物を維持していく仕事に需要があると感じ、東急コミュニティーへの入社を決意した。入社後はリフォーム事業部工事部第二工事管理センターに所属し、施工管理に携わっている。
2021年度入社
建築技術コンサルタント
理系
新卒で入社し4年目となるH.R.さん。大規模改修工事の現場所長として複数の現場を巡回しながら指揮を執る。現場作業員との密なコミュニケーションに加え、管理組合や居住者様への寄り添った対応を心がけ、円滑に工事が進むよう日々尽力している。現場での経験を積みながら、更なるスキルアップのため、資格取得を目指して勉強中。
01 現在の仕事内容を教えてください
工事の管理を行う部署に所属しており、大規模改修工事の現場所長として工事の指揮を執っています。管理組合との工事の打ち合わせや、工事の進捗状況の確認、現場の作業員との打ち合わせを行ったりするのが仕事です。複数の現場を任されているので、1日に1〜2件ほど巡回しています。工事を円滑に進めるため、現場作業員と積極的にコミュニケーションを取ることを意識し、困りごとや問題はないか逐一確認するようにしています。
今の部署に配属になって今年で4年目です。最初は先輩の補佐として現場をまわっていましたが、2年目の秋から1人で現場を任されるようになりました。現場に直行直帰することが多く出社は週に1回程度ですが、社内のメンバーとは顔を合わせた時に都度相談できるので助かっています。

02 現在の仕事のやりがいや魅力、難しさを教えてください
仕事でやりがいを感じるのは、工事が完了した建物を目にした時です。工事中の建物は足場がかけられ、シートで覆われているため見えないのですが、工事が終わってシートが外され、綺麗になった建物が現れた瞬間は達成感があります。
難しさを感じるのは、天候や現場作業員の人手不足で施工が予定通りに進むとは限らないことです。そのため、日々の進捗や作業予定をこまめに確認し、遅れが生じそうな場合にもすぐに対応できるよう準備を整えておくことが重要です。また、工事は居住者様がお住まいの環境で実施しているので、音の発生する工事や居住者様にご協力いただく必要のある工事については事前にしっかりと説明することを心がけています。

03 入社前と入社後のギャップを教えてください
建設業は下積みが長いイメージがありましたが、東急コミュニティーでは2年目くらいから責任のある仕事を任せてもらえるので驚きました。最初は知らないことばかりで、戸惑うこともありましたが、周りのフォローや社内の研修体制が整っているので、前向きに取り組むことができました。現場の管理をする上で必要な資格取得についても、会社の手厚いサポートがあるので安心です。重要な仕事を任されることにプレッシャーはありますが、その分やりがいも感じています。
他にも、建設業の現場は土日関係なく稼働していると思っていましたが、最近では土曜日を休みにしようという動きがあるので、入社前に想像していたよりも働きやすい環境が整っていると感じています。

04 入社してから一番印象に残っていることを教えてください
独り立ちをしてすぐに担当した現場で、当初の予定より補修箇所が増えたことがありました。決められた工期の中で、現場作業員や管理組合と密にコミュニケーションを取りながら施工を進めた結果、何とか工期内に終わらせることができたのです。管理組合の方に「おかげで資産価値が上がりました」とのお言葉をいただいたのがとても印象に残っており、この時の経験は大きな糧になりました。
また、独り立ち前に目にした先輩の姿も印象に残っています。現場をまとめ上げる手腕はもちろんのこと、居住者様への説明には説得力があり、現場の作業員へも丁寧に指導されていました。私もその先輩から教えを受け、居住者様には寄り添った対応を、作業員とは積極的な会話を心がけています。

1日のスケジュール
- 08:00 現場へ直行。作業員と打ち合わせ。
- 08:30 朝礼にて当日の作業内容、注意点を確認する。
- 10:00 現場内を巡回し、作業の様子や状況を確認する。
- 11:00 事務所内で打ち合わせ資料の作成、整理。
- 12:00 昼休憩。
- 13:00 担当現場を巡回。進捗状況の確認。
- 15:00 事務作業。
- 17:00 退勤。
〜未来価値を創る、私のビジョン〜

掲載内容、所属、役職はインタビュー当時の情報です。